Works

第5回公演 徹底解剖!能ワークショップ『羽衣』

平成11年5月8日 
矢来能楽堂(新宿区神楽坂)
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能らしさが集まっているともいわれる、入門としての人気曲、美しい天女姿の『羽衣』を、ワークショップとして、1日2回上演しました。
アンケートでも公演希望が多く、学生能(学校を対象とした能公演)でも大変によく演じられています。 この回から、能公演では珍しいスタジオ撮影のスチール写真をチラシ写真に使用。 以後毎回大変に好評を頂いて、2001年にはポストカードにもなりました。
撮影は青木信二さんです。

第6回公演 ろうそく能 『鉄輪・葵上』

第6回公演 ろうそく能 『鉄輪・葵上』

平成11年7月22日『鉄輪』,23日『葵上』
観世能楽堂
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企画公演として、当時関東では稀であった「ろうそく能」を観世流宗家の能楽堂である観世能楽堂の協力を得て、2日間上演。
「ろうそく能」とは、電気照明ではなくろうそくの灯りで能をみていただくものです。 能舞台が本来の屋外にあった頃や、照明設備の整っていなかった時代には、夜能(やのう)として当たり前だった公演形式ですが、今ではろうそくの炎のやわらかいゆらめきが、あわただしい現代人の心になにかホッとしたものを感じさせます。 ご来場のお客様にははちみつ飴をお配りし、開演時間までお薄(お抹茶)と和菓子をお楽しみいただきました。
25日『葵上』シテに京都より味方玄氏を、また、仕舞に観世流二十六世宗家・観世清和師と、関根祥人師をお迎えしての上演でした。

第7回公演 『海士』

第7回公演 『海士』

平成11年9月15日
国立能楽堂
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この年の本公演として、能『海士』を上演しました。
舞囃子『鷺』と『海士』地頭に八世観世銕之亟師(人間国宝、2000年7月御逝去)をお迎えした思い出深い公演でもあり、また、狂言「朝比奈」に野村万作師・野村萬斎氏親子を迎えて大変に好評を頂いた盛会でもありました。
9月15日は、国立能楽堂がちょうど16年前(昭和58年)に開場した日でした。

第8回公演 徹底解剖!能ワークショップ『熊坂』

第8回公演 徹底解剖!能ワークショップ『熊坂』

平成11年11月13日
矢来能楽堂
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定評がついてきた入門者向け神遊ワークショップの公演です。
この回は前回のワークショップ「羽衣」とは対照的で、舞のない能「熊坂」を選びました。
「お能初めての方歓迎します」と呼びかけているワークショップ公演ですが、お客様の約半数はお能を見慣れた常連のお客様が、更に能の知識を深める為にいらしてくださいます。そしてその方々が、全く初めてお能を見る、お友達や、お孫さんやお子さんを連れていらっしゃいます。

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