Works

第1回公演『望月』

平成9年7月19日 
矢来能楽堂(新宿区神楽坂)
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梅若六郎師を舞囃子『安宅』と『望月』の地頭に迎え、シテ小澤友房が余興として舞う「獅子」を含む、難易度の高い直面(ひためん=面をかけない役柄)の能『望月』を、旗揚げ公演の曲として選びました。
能をより多くの世代に知っていただきたいと活動を始めた神遊。
パブリックシアターでの入門者向けの連続公演の前に、通常の形式の能公演会場である能楽堂での、まさに顔見世公演です。
小さい会場ながらも、満席のお客様に見守られながらの神遊、いよいよ始動です-。

第2回公演『船弁慶』 【東京国際舞台芸術フェスティバル'97参加作品】

平成9年9月25日-28日 (4日間5公演)
シアタートラム(世田谷パブリックシアター内)
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「能楽堂は敷居が高い」と、見慣れない方にはとにかく敬遠されがちな能。
「それならこちらから出向けばよい」と、まずは能の公演会場へ足を向けて頂こうと、能をよく知らない方でも入りやすい一般(現代)演劇用の小劇場で公演を企画。
さらに、能・狂言は通常、1日のみの公演形式のため、お客様にとっては選択肢が少ない-。
そこで、わかりやすく人気の高い作品の一つ「船弁慶」と狂言「仏師」を、解説をつけて、能には稀な同一演目の連続4日間5公演で上演。
演出に観世榮夫師、美術に金井勇一郎氏を迎え、劇場の機構を活かしつつ、能の本来の面白さ、又発展の可能性を模索した公演でした。
シテを日替わりとして、観世喜正のほかに京都より観世流 味方玄氏および各流狂言・囃子方を迎えました。

協賛:アサヒビール株式会社  大崎電気株式会社 松下電器産業株式会社 CSK株式会社

関連記事一部
東京国際舞台芸術フェスティバル'97
ART JAPAN NETWORK(現:NPO 国際舞台芸術交流センター)

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